平素は弊社製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
近年、弊社商標(Defiロゴ、他)を配した模倣品や、パッケージ、文字板などの意匠をコピーした商品が販売され、国内外に流通しています。メーター以外にもセンサーやメーターホルダー等のパーツ類、取説や保証書までコピーした悪質な模倣品も見受けられます。間違って購入された方からのお問い合わせも受けております。
Defiのロゴ、製造元(日本精機株式会社)の住所や会社名まで、そのままコピーされたパッケージだけを見る限りではDefiの正規品かどうか判断することが困難なものもあります。 Defiロゴが入っているメーターの画像などを国内外のインターネット販売サイト等で見て正規品かどうかを判断することも難しいと考えられます。また、個人売買サイトにおいては、売る側も模倣品と認識せずに販売している場合があります。
これらの模倣品は弊社の知的財産権を侵害するものであり、お客様の不利益につながることにもなりかねませんので、十分にご注意いただき、信頼のおける販売元からご購入いただけますようお願いします。
弊社製品でないものを間違ってご購入された場合や、模倣品と組合せ装着した場合の故障等は、弊社では責任を負いかねますのでご了承ください。
さらにはDefiを名乗らずともDefi製品に外観・機能が類似した商品が多数販売されていることも確認しております。ご購入の際は模倣品や類似品にご注意いただきますようお願い申し上げます。
日本精機株式会社 Defi
模倣品を見つけた際にはこちらのページよりお知らせいただけますようお願いします。
インターネットの通販やオークションサイト・動画サイトなどに対し、削除要請した実績
2016年 約40件
2017年 約60件
2018年 約120件
2019年 約130件
2020年 約140件
2021年 約40件
2022年 約20件
2023年 約70件
2024年 約130件
下にDefiにて入手した一部模倣品の画像や情報を掲載します。
2020年頃まではパッケージやパッケージに貼られたシールや取説が正規品とは異なることが見て取れることが多かったですが、年々見分けがつかないほど精巧になってきています。製品に関しては現物を手にとって比較して見ると品質などの違いがわかる場合も多いですが、現物で見比べてみないと判断が難しいものもあります。
少しでも皆様の判断材料になるよう、今後も画像を追加していく予定です。
※一つの製品をとっても数種類の模倣品があり、少しずつ形や仕様が異なる場合が多く、ここに掲載したものが全てではございませんのでご了承ください。
模倣品かどうかの判断ができない場合は、問い合わせフォームに画像やURLを送っていただければDefiにて判断できる可能性もありますので、ご遠慮なくお問い合わせください。
以下、画像に「Fake」と書いてある方が模倣品です。
Defiのセンサー画像はセンサー仕様のページにも掲載しておりますのでご参照ください。

袋に貼ってあるラベルはコピーされているため、センサー本体でご判断いただくしかありません。これまで確認できた偽物のセンサーはポリ袋やチャック式袋に入っている場合が多いです。Defiの正規センサーは気泡緩衝材に入れています。

※この画像は正規品です。


2017年12月出荷分より、環境対策のステップアップとして、ADVANCEシリーズに使用するメーターハーネスの色を一部変更しています。模倣品の中には似た配色のハーネスのものもありますのでご注意ください。
対象部品:ADVANCEメーターハーネス(25cm, 50cm, 1m, 2mの4種類)

4本ある線のうち1本の色を橙から青に変更しました。
※この画像は正規品です。
※販売店の在庫等、流通している製品の中には変更前のものもあります。
メーターの背面にコネクターが付いていますが、それらの形状や配置が正規品とコピー品とで異なる場合が多いです。
この画像はADVANCEメーターの正規品の背面です。大きい方からΦ80、Φ60、Φ52です。それぞれ製品を特定するための製造情報が含まれたQRコードが印刷されたラベルが貼ってあります。

※この画像は正規品です。
DIN-Gaugeの模倣品を入手しました。Style98 Hommage (DF14405)のモデルです。今回入手できたのは左ハンドル用のモデルでした。Defiの正規品は現在右ハンドル用のモデルのみ販売しており、左ハンドル用や海外専用モデルはありません。それ以外に大きく異なるのは付属品です。
一見すると違いがわからないほどですが、グレー部分が薄くかすれたり、疑似エンボス加工の形状が一部異なっていました。
本体も酷似していますが、取付状態では見えない中ケースという部品がDefiは白いのに対し、模倣品は黒でした。また、Defi製品には必ず製造年月日などが入った二次元バーコードラベルを貼っていますが模倣品にはありませんでした。MADE IN JAPANという凸文字も模倣品にはありません。
本体側面の金属ステーは模倣品の方が黄色味がかっています。
正規品は右ハンドル用のみで、左上にロゴがあるのに対し、今回入手したものは左ハンドル用でDefiロゴが右上でした。ネット上では右ハンドル用の模倣品も存在しているのを確認していますのでご注意ください。
本体背面のコネクターの形や色はほぼ同じでした。一番左に、模倣品はボタンがあり正規品はシールが貼ってあります。
付属品はセンサー、ハーネス、取付用部品、取説ともに簡単に判別できるレベルでした。Defiでは現在取説を製品には同梱しておらず、保証書とスタートガイドを入れています。スタートガイドの二次元バーコードからWebサイト上の取説ページにアクセスしていただき、データをご覧いただく形を取っています。
センサーとセンサーハーネスを比較したものです。こちらも見分けがつきやすいです。
照明をつけた画像です。本モデルは旧車に合うよう照明を暗く設定しているため、正規品の方が暗く、模倣品が明るくなっています。その他に模倣品はカラーチェンジなどの機能が搭載されていましたが、正規品にはございません。
インターネット上でDefi Sports Display FとADVANCE FDの模倣品が存在していることを確認しております。
現物を入手できていないため画像は掲載できませんが、ご注意いただけますようお願いします。
Racer Gauge N2の模倣品が存在していることが確認されました。
YouTube上にRacer Gauge N2模倣品の温度計を紹介する動画が掲載されていました。Racer Gauge N2は文字板の数字や目盛りの照明色が白ですが、模倣品は照明色の変更ができるものがあるようです。また、Racer Gaugeシリーズ(Φ80タコメーター除く)にはワーニングやピーク表示機能はないので文字板の右下にLEDのインジケーター表示はありませんが、その模倣品にはインジケーター表示が付いていました。
現物を入手できていないため画像は掲載できませんが、ご注意いただけますようお願いします。
ADVANCEコントロールユニットは、当初、サイズ、コネクターの数、色、配置などが正規品とは異なっていたため簡単に見分けがつきましたが、正規品で型を取って作ったと思われるものを入手しました。 形、コネクター数、色まで同じです。ただし、入手したものについてはパッケージが大きく異なっていました。


よく見るとコネクターの形状が異なります。ケースのネジを取らないと抜き差しできないコネクターもありました。
2019年7月16日追記
コネクターが正規品と同形状で、正規のハーネスが挿しこみできでしまう模倣品のユニットが確認できました。

この画像ではラベルやネジの色が異なっていましたが、見た目には同じものもあり、判別が難しくなってきています。

スイッチはシールやハーネスの部分が異なっているものもありましたが、見分けが付かないほどです。

取説や保証書が異なります。
ADVANCE A1の模倣品です。大きな違いは箱、ラベル、取説、センサー、照明色などです。

模倣品の外箱は黒一色で印刷がありませんでした。

Defiの箱はロゴなどの印刷の他に疑似エンボスで製品ロゴの凹凸やざらざらとした質感を加えています。

油圧計の内容物です。センサーや取説などが違いが分かりやすいです。

正規品に比べ模倣品は数字の部分が照明オフの状態でもよく見えています。模倣品の背面にはラベルがたくさん貼りつけられていました。正規品のQRラベルには品番や製造番号などの情報を入れているため、1機種1台ずつ全て異なるのですが、模倣品のQRラベルはDefiの特定の機種のもの(ここではBFターボ計のDF09903)をコピーし全ての製品に貼っているようです。Defiでは製品のQRラベルと同じものを保証書にも貼り付けています。

模倣品はどの機種も同じように数字の部分が見えています。

この画像はどちらも模倣品です。DefiのA1には電圧計はありません。

A1には低反射ガラスを採用していますが、模倣品は低反射ガラスではありませんでした。

A1の照明色は白のみですが、模倣品は青と赤でした。ADVANCE CRやBFの模倣品と同じ基板を使っているように見受けられます。
ADVANCE ZDとADVANCEコントロールユニット、センサー3種をセットにしたClub Sports Package(CSP)のコピー品が多く出回っています。正規品とコピー品との大きな違いは、センサーや部品の梱包形態、入っているセンサーの種類、ZDで表示できる機種です。
※下の画像は正規品です

※下の画像は模倣品です

コピー品はブーストセンサーが入っており、ブーストの値をデジタル表示できるものが販売されているのを確認しています。DefiのCSPにはブーストセンサーは入っていません。それは、視認性にこだわったDefiの設計思想に基づいています。ブースト値は非常に速く動きます。デジタル数値では視認が難しいため、アナログメーターで表示させたい、という考えです。(一部、お客様が表示機種を選択できる製品においてブーストをデジタル表示できるものもあります。)
メーターハーネスの色について
デジタル表示のADVANCE ZDも模倣品が出回っておりますので、ご購入の際には十分ご注意ください。
模倣品は以下のような場合が多いようです。(これとは異なる模倣品もあります。)




温度センサーの受感部はDefi製品に比べ短く、色も異なります。
※DF09701 ADVANCE ZD単品に温度センサーは付属しておりません。
DF09703 ADVANCE ZD CSP(クラブスポーツパッケージ゙)に付属している温度センサーと比較しています。

パッケージの記載内容は完全にコピーされていて、外観による識別は困難です。


これまでに何種類かZDの模倣品を確認しましたが、いずれも上部に8個付いているシーケンシャルインジケーターと左のDIM(調光)センサーの部分が白っぽいものが多いです。今回も同様でした。背面はコネクター形状や色、ラベルなどに違いがありました。

ZDの表示器はアンバー(橙)1色の有機ELで、シーケンシャルインジケーターは赤色です。一方で模倣品はELではなく液晶表示で、表示色の変更ができ、上部のインジケーターも色を変えることができました。アンバー以外の表示色があるものはDefiのZDではありません。その他にも、ターボ表示、オド値変更など、ZDにはない機能が搭載されているのを確認しています。
Defi-Link Meter BFは2011年に生産終了しています。

左がコピーされたパッケージ、右がDefiのパッケージ
画像で見ると同じようですが、成形や折り目など作りが粗雑です。

上がDefiのもの、下が模倣品です。
箱側面の印刷がずれていたり、シール側面のバーコードがありません。

左が模倣品、右がDefiの正規BFメーター

左が模倣品、右がDefiの正規BFメーター
Defiのメーターはケースをネジで留めていますが、模倣品はボルトで留めています。


内容物はDefiのものとはまったく異なるものが入っていました。


ホワイト照明、アンバーレッド照明ともに左が模倣品、右がDefiの正規BFメーター
画像ではわかりにくいですが、取付金の他にも表示品位や明るさなども全く異なります。
入手したコピー品は電圧計ですが、ADVANCEメーターには電圧計はありません。Defiはターボ計の画像です。

パッケージは完全コピーされているため酷似していますが、ラベルが異なります。


コネクターはDefiが3個、コピー品は4個です。Defiはケースをネジで留めていますが、コピー品はボルトで留めています。


入手したコピー品は電圧計のため、センサーは入っていません。Defiはターボ計(ターボセンサー)の画像です。
取説が大きく異なり、日本語のものは入っていません。また、保証書も入っていませんでした。
入手したコピー品は電圧計ですが、ADVANCEメーターには電圧計はありません。Defiは油圧計の画像です。


やはりラベルが異なります。メーターを固定する中箱の色が青でした。Defiの中箱は黒地にグレーのラインが入ったデザインです。

コネクター用の穴が3個開いていますが、1個はシールで覆われています。


入手したコピー品は電圧計のため、センサーは入っていません。Defiは油圧計(圧力センサー)の画像です。バイザーが製品に入っていました。
CR同様、取説が大きく異なります。日本語取説と保証書は入っていませんでした。
2013年6月に発売したC2のコピー品が販売されています。※販売は終了しています。

パッケージはADVANCE BFのものを使っていました。


C2はガラスが透明で文字板にスモーク印刷をすることでBFのような演出をしているのですが、コピー品はガラスに薄くスモークが入っていました。ベゼルもDefiのものはピンクがかったメタリックですが、コピー品はシルバーでした。



コピー品はターボセンサー用のゴムホースが透明でした。Defiは黒です。
BFタコメーターは2010年に生産終了しています。


コピー品にはレギュラーポジションベゼルがついていませんでした。


