油温編

油温計は、内燃機関 においてエンジンオイルの温度を測定するメーターです。
ノーマルエンジン車は高速道路を100km/h巡航すると、油温は90℃~105℃程度になります。サーキット走行ではさらに温度が上がるため、130℃に到達したらクーリングを心がけましょう。130℃を超えると、オイルの性能や寿命が極端に低下し始めます。(オイルの性能はメーカーやブランドによって異なるため、詳しくは販売店に相談ください。)

オイルの温度が140℃を超えると油圧も正常値から外れてしまうため、上げすぎには注意が必要です。オイルクーラーを取り付ける場合は、サーキット走行時に油温が90℃~110℃に収まるように容量を決めると良いでしょう。参考までに、スーパー耐久のクラス3NAエンジン車両は、油温が100℃程度で安定しています。

ADVANCE FD、Defi Sports Display Fは、油温が設定した温度より低い時に青色の表示に変わる、ウォームアップモードがあります。暖機運転の目安としてもご利用いただけます。

油温を表示する製品 Defi Sports Display F
ADVANCE FD(別途センサー購入必要)
ADVANCE 油温計
DIN-Gauge
Racer Gauge 温度計
表示範囲 50℃~150℃
(Racer Gauge 温度計は30℃~150℃)
(ADVANCE ZDは0℃~150℃)
ワーニング値の目安 138℃
他に購入が
必要なパーツ
オイルフィルターに取り付けるサンドイッチタイプのセンサーアタッチメント(ネジサイズ1/8PT)
シールテープ
センサー取り付け
推奨位置
エンジンとオイルフィルターの間にセンターアタッチメントを付け装着

センサー取り付けの注意点

  • Defiではエンジンとオイルフィルターの間に市販のアタッチメントを挟み込み、センサーを取り付ける方法を推奨しています。
  • オイルパンに穴を開けて直接センサーを取り付ける方法もありますが、オイルパンのドレイン部分に取り付ける方法は極力避けてください。オイル交換時に、センサーのハーネス部分がねじれて断線する恐れがあります。